公開日:2022.11.04

更新日:2022.12.20

発泡(はっぽう)スチロールの作り方

発泡(はっぽう)スチロールの作り方

発泡(はっぽう)スチロールには3つの種類(しゅるい)がある

先生のイラスト

発泡(はっぽう)スチロールには、3つの種類(しゅるい)があります。魚を入れたり電気製品(せいひん)などを保護(ほご)するために使うビーズ発泡(はっぽう)ポリスチレン(EPS)と、食品容器(ようき)やトレイのポリスチレンペーパー(PSP)、建設(けんせつ)資材(しざい)として使う押出(おしだし)発泡(はっぽう)ポリスチレン(XPS)です。どれもポリスチレンというプラスチック原料(げんりょう)をふくらませたものです。

ビーズ発泡(はっぽう)ポリスチレンの作り方

ビーズ原料

ビーズをつくる
原料(げんりょう)(ポリスチレン)にガスをとじこめ、直径(ちょっけい)1ミリぐらいのつぶ(原料(げんりょう)ビーズ)をつくる。

予備発泡イメージ

予備(よび)発泡(はっぽう)する
蒸気(じょうき)(ねつ)(くわ)えて、一定の倍率(ばいりつ)(10~50倍)までふくらませて、発泡(はっぽう)ビーズを作る。

金型加工イメージ

発泡(はっぽう)ビーズを金型(かながた)に入れ、蒸気(じょうき)でもう一度(ねっ)すると、もっとふくらみ、ビーズ同士(どうし)(ねつ)でくっつき金型(かながた)通りの製品(せいひん)完成(かんせい)する。

製品の完成イメージ

完成(かんせい)した製品(せいひん)乾燥(かんそう)させて出来上がり。

女の子

50倍に発泡(はっぽう)した製品(せいひん)は98%が空気だからとても軽いのね。

ポリスチレンペーパーのつくり方

原料(げんりょう)押出機(おしだしき)に入れ、筒状(つつじょう)発泡(はっぽう)させる。

ポリスチレンペーパー製作イメージ

筒状(つつじょう)のポリスチレンシートを切り開いて、原反シートにする。

ポリスチレンペーパー製作イメージ

原反シートに(ねつ)をくわえ、やわらかくする。

ポリスチレンペーパー製作イメージ

金型(かながた)内の空気を()い取って真空状態(じょうたい)にし、シートを金型(かながた)にそって変形(へんけい)させる。

ポリスチレンペーパー製作イメージ

()やして、カットして成形(せいけい)品の完成(かんせい)

ポリスチレンペーパー製作イメージ

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