PART2リサイクルの基礎

16 ごみ分別(ぶんべつ)収集(しゅうしゅう)処理(しょり)プラスチック図書館

日本人が1年間に出すごみは東京ドーム115(はい)

日本では一人(ひとり)平均(へいきん)、1日に(やく)920gのごみが出ます。1年間にすると日本全体では4,289万トン、東京ドーム115(はい)分にもなります。(2017年度)(注:この数字は家庭から出るごみとお店や事務所(じむしょ)から出るごみ=一般(いっぱん)廃棄物(はいきぶつ)です。産業(さんぎょう)廃棄物(はいきぶつ)(やく)3(おく)8400万トンでした)

ごみは大きく、一般(いっぱん)廃棄物(はいきぶつ)産業(さんぎょう)廃棄物(はいきぶつ)に分けられています。

一般(いっぱん)廃棄物(はいきぶつ)

家庭(けい)廃棄物(はいきぶつ)(家庭から排出(はいしゅつ)される廃棄物(はいきぶつ))と、事業(けい)廃棄物(はいきぶつ)産業(さんぎょう)廃棄物(はいきぶつ)に指定されていない商店、事務所(じむしょ)、工場などから排出(はいしゅつ)される廃棄物(はいきぶつ))の2種類(しゅるい)に分けられます。

産業(さんぎょう)廃棄物(はいきぶつ)

事業活動にともなって生じた廃棄物(はいきぶつ)のことで、工場で製品(せいひん)をつくるときに出るものや、工事現場(げんば)から出るごみ、学校から出るごみなどがあります。

ごみの処理(しょり)方法(ほうほう)は大きく3つ

ごみは、大きく分けると、①()める、②()やす、③もう一度資源(しげん)にもどす、という3つの方法(ほうほう)処理(しょり)されます。

1()めるとどうなる?
ごみを()めるためには、広い土地が必要(ひつよう)です。()()処分(しょぶん)だけでは、地球はごみだらけになってしまうため、()()処分(しょぶん)するごみは()らさなければなりません。
2()やすとどうなる?
()やすと(はい)になるので、()()処分(しょぶん)にまわすとき、場所をとらず、処分(しょぶん)場を長く使うことができます。また、()やすことは悪臭(あくしゅう)細菌(さいきん)の発生をふせぐなどの衛生的(えいせいてき)効果(こうか)があります。ところが、()やすだけでは、二酸化(にさんか)炭素(たんそ)()えるため、地球の温暖化(おんだんか)が進んでしまいます。
焼却(しょうきゃく)場では、()()てにまわす(はい)はできるだけ()らして、(はい)をセメントなどいろいろな原料(げんりょう)にまぜて活用したり、()やしたときの(ねつ)で電気や温水をつくるなど、資源(しげん)として活用する方法(ほうほう)がとられています。これも、リサイクルです。
3もう一度資源(しげん)
もどすとどうなる?
もう一度資源(しげん)として使えるものを集めて、リサイクルセンターで、細かくくだいたり、()しつぶしたりしてから、原料(げんりょう)にして、リサイクルの工場で新しい製品(せいひん)をつくります。
リサイクルするためには、資源(しげん)にできるごみとできないごみを分けて出す必要(ひつよう)があります。ごみを分けて出すことを、ごみの分別(ぶんべつ)といいます。

ごみのうち、リサイクルされるのは20.2%、直接(ちょくせつ)()()てられるのは1.0%、(のこ)りは()やされています(2017年度)

ごみの分別(ぶんべつ)方法(ほうほう)はだれが決めるの?

じっさいに、ごみの分け方を決めるのは、(かく)家庭からごみを集める自治体(じちたい)(市町村や区)です。ごみの分け方が、まちによってちがうのは、まちによって、ごみの処理(しょり)方法(ほうほう)がちがうからです。たとえば、生ごみを肥料(ひりょう)にリサイクルしているまちでは、生ごみは分けて集めています。
一方、国は、いろいろなものがリサイクルできるしくみを、法律(ほうりつ)をつくって決めています。まちは、法律(ほうりつ)を守り、同時に、独自(どくじ)のリサイクルのしくみもつくっているのです。

ごみの分け方は、まちによってちがいます。自分が住んでいるまちとほかのまちを(くら)べてみましょう。

多くの市町村では次のようなものを、資源(しげん)ごみとして、集めています。

  • 容器(ようき)包装(ほうそう)のごみ

無色(むしょく)のガラス(せい)容器(ようき)」「茶色のガラス(せい)容器(ようき)」「その(ほか)のガラス(せい)容器(ようき)」「ペットボトル(飲料(いんりょう)酒類(しゅるい)・しょうゆなど)」「スチールかん」「アルミかんなど」「飲料(いんりょう)用紙(せい)容器(ようき)」「その(ほか)のプラスチックごみ」という8種類(しゅるい)に分けたり、びんとかんだけ分けて集めたりしています。
くわしくはリサイクルの法律(ほうりつ)容器(ようき)包装(ほうそう)リサイクル(ほう)を見てください。

  • 新聞、雑誌(ざっし)(だん)ボールなど紙のごみ
  • 古着など布類(ぬのるい)のごみ
  • 粗大(そだい)ごみ

粗大(そだい)ごみとは家具やふとんなどの大きなごみで、有料(ゆうりょう)()てる人がお金をはらう)で集めていることもあります。粗大(そだい)ごみは解体(かいたい)したり、小さくつぶしたりくだいて、リサイクルできるものを取り出したあとで、(ほか)のごみといっしょに処分(しょぶん)されます。まちによっては、まだ使えそうなものは修理(しゅうり)したりきれいにして、まちの人に安くゆずってくれるところもあります。

  • その(ほか)のごみ
  • 危険(きけん)有害(ゆうがい)ごみ

たいていのまちでは、(ほか)のものといっしょに()てると危険(きけん)なごみや、()やすと有害(ゆうがい)物質(ぶっしつ)を出すごみも分けて集めています。乾電池(かんでんち)、水銀体温計、ボタン電池や、ガスが(のこ)っていると爆発(ばくはつ)する可能性(かのうせい)のあるスプレーなどです。

あなたのまちでは、どのような分け方をしているか、調べてみましょう。まちの分別(ぶんべつ)ルールを守ることが、リサイクルの(りょう)()やすいちばんの近道です。

資源(しげん)ごみの回収(かいしゅう)のしかた

資源(しげん)ごみはいろいろな回収(かいしゅう)場所から集められます。