プラスチックの歴史といま
プラスチックはいつから使われた?
プラスチックがつくられるようになったのは、いまから100年くらい前のことです。最初のプラスチックは、1868年に、アメリカで生まれました。
- プラスチックの中で最初にできたのは、「セルロイド」です。アメリカのビリヤードの会社が、ねだんが高い象牙の玉にかわる、ビリヤードの玉の材料を発明した人に賞金1万ドルを出すことにしました。その懸賞に応募するために知恵をしぼった1人の印刷工、ジョン・W・ハイアットが「セルロイド」を発見しました。でも、セルロイドは、燃えやすいことが欠点でした。
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最初に作られたプラスチックはビリヤードの玉
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セルロイドでできたものには、お面、人形などがあります。
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写真提供:株式会社 ヒラヤマ
- 20世紀のはじめに、アメリカの化学者のベークランドという人が新しいプラスチックをつくることに成功しました。このプラスチックは発明者の名前をとって「ベークライト」と名づけられました。その後、各国で研究がすすみ、次々と新しいプラスチックが発明されていきました。
参考資料:「エピソードと人物でつづるおもしろ化学史」(社団法人・日本化学工業協会)
- 日本では、1914年に石炭からフェノール樹脂がつくられたのがはじまりです。戦後、1949年には、塩ビの生産がはじまりました。
- 本格的に大量生産されるようになったのは石油を原料とした化学工業、いわゆる石油化学工業が国の政策のあとおしでスタートした1958年ごろからです。
現在では……
- いま、世界で1年間に生産されるプラスチックの量は、約2億2400万トン。1秒に約7トン(体重30キロの人230人分)もの量が生産されています。
(出典:日本プラスチック工業連盟ホームページ、世界のプラスチック。数字はいずれも2004年の推定)
- 一人が使うプラスチックの量が多いのはベルギー、アメリカ、ドイツです。日本は11番目になります。
- 日本では、1960年には、1人が1年間に使うプラスチックの量が約5.8キログラムでしたが、2000年には91.4キログラムと、40年間に16倍もふえています。ただし、プラスチックの生産量は、工場が海外にうつったことや、景気が悪いことなど、いろいろな理由から、1997年(1521万トン)をピークにへっています。2005年の生産量は1,451万トンです。
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世界のプラスチック生産量は1秒間に7トン
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世界の一人当たり消費量
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出典:日本プラスチック工業連盟ホームページ
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日本の生産量の変化
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プラスチック処理促進協会作成
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