プラスチックのごみとリサイクル
家庭から出るごみの内訳を見てみましょう。紙、台所のごみ(生ごみなど)、プラスチック、この3つが大きな割合をしめることがわかります。
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仙台市の場合(平成21年度)
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プラスチックのごみは、半分以上が有効にリサイクルされています。
- 2010年、一般ごみの中のプラスチックごみは520万トンありました。家庭から出るプラスチックのごみのほとんどは、容器包装のごみです。
プラスチックごみ全体では
- 有効利用された廃プラスチックは産業ごみと一般ごみを合わせると、723万トンで、77%が何らかの形でリサイクルされました。
プラスチックごみのリサイクル率は毎年増えています
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出典:社団法人プラスチック処理促進協会資料より作成
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プラスチックのリサイクルが進んだ理由
- とくに、産業用のプラスチックのごみの多くは、製品をつくるときや加工するときに出るため、よごれが少ないことや、何種類もまざっていないこと、量がまとまっていることから、リサイクルしやすいという特徴があります。
- 家庭から出る容器包装のプラスチックごみは、種類がいろいろで、よごれたまま捨てられることも多いため、リサイクルしにくいといわれてきました。
- でも、みんながリサイクルの大切さを知り、ごみの分別ルールを守るようになったことや、技術開発が進み、リサイクルの方法やリサイクル製品も次々と新しく生まれたことから、この6年間で2倍というスピードでリサイクル率が上がったのです。
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プラスチックの容器包装を分別回収しているまちでは、ほかのごみとちがう色のゴミぶくろを使うなどの工夫をしています。
(東京都中野区における平成15年度試行回収風景)
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