プラスチックとリサイクル5つのはてな
Q1
プラスチックは
ホントに必要?
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プラスチックの容器包装って本当に必要?
中身を取り出したら、すぐごみになってしまうのに。
プラスチックは私たちの生活に欠かせないものになっています
プラスチックの容器包装が多いのには理由があります
容器や包みには、中に入っているものを守る、持ち運ぶなどさまざまな目的があります。プラスチックは、その目的に適した特長を持っているので、容器や包みに利用されることが多いのです。
軽くてじょうぶ。持ち運びも便利
プラスチックは、軽くて強いという特長があります。例えばペットボトル。
じょうぶなので落としても割れません。また、軽いので持ち運びにも便利です。
密封でき、熱にも強い
レトルトパウチに使われるプラスチックは、モノをしっかり密封できるので長い間食べ物などを保存するのに向いています。冷凍保存容器に使われているプラスチックは、熱や冷気に強いので、電子レンジで調理するとき使うことができます。
食品を守り、保存に便利
ポテトチップスなどの袋に使われているのは、複数の種類のプラスチックを貼り合わせた複合材。酸素、湿気、光(紫外線)、微生物から食品を守り、食品の品質を長期間保つことができます。
透明で着色も自由
プラスチックは透明性が高いため、中に入っているものがよく見えます。また、自由に色を付けることもできるので、さまざまなデザインを楽しむことができます。
ほかにも、電気を通しにくい。熱を通しにくい。大量に生産できる。複雑な形を作れる。といった特長があります。このような特長があるため、プラスチックは、さまざまな場所で活用されているのです。
ほかの素材を使ったほうがエコなのでは?
環境への影響は、原料から捨てるまでの製品の一生で考えましょう
製品の環境への影響を考えるときには、その製品の原料から、使用後捨てられるまでの製品の一生で見なければなりません。この考え方を製品のライフサイクルアセスメントといいます。
製品の一生ではこんなところに環境への影響が
プラスチックの特性をうまく使えば、トータルで省エネ・エコを実現できます
軽い、じょうぶ、すきな形に加工しやすい、大量に生産できるといったプラスチックの特性を上手に利用することで、エコな社会を実現することが可能になります。
食品の保存に適したプラスチックを利用することで冷凍などのエネルギーを節約
クルマの部品にプラスチックを使うことで軽量化し、走行に必要なエネルギーを軽減
住宅にプラスチック断熱材を使うと冷暖房が効率よく使えて省エネに
なるほど、一部分だけでなく、トータルに見て考えなきゃいけないのか。プラスチックの特長を上手に使うことが、結果的にエコにつながるんだね。
Q2.プラスチックは環境に悪い?